《紫カセットのにくいヤツ》
前作の「忍者君」がそこそこ売れたもんだから、調子に乗ってジャレコが作ったソフトである。
嘘です。そんな内部事情は知りません。でも、前作の「忍者君」もかなり好きでした。一方、後継ソフトの「忍者じゃじゃ丸君」もなかなか面白いゲームである。システムはアクションゲームで、横2スクロール分くらいの敵をやっつけると、次の面という感じである。
基本的に、手裏剣で妖怪をやっつける。1面で1回だけ、パワーアップアイテムがもらえるのだが、「何が出るかはお楽しみ」ってところが、子ども心に面白かった。難易度も低いし、操作もジャンプと手裏剣しかないし、とっつきやすいこと、この上ない。
ただ、大人にとっては、ちょっと物足りないかなぁ。
ちなみに、「じゃじゃまる君」はシリーズ化されて、その後も、何作か出ているのだが、どれもイマイチだった。残念。
このソフトに関しては、お正月におばあちゃんの家に親戚一同が集まったとき、親に隠れて、「いとこ」の子と夜通しやっていて、次の日、ものすごく親に怒られた覚えがある。
そういう思い出って、ずーっと覚えているもので、この前、「あの時、すっごい怒られたよね」といとこに聞いてみたら、やっぱり覚えていて、ふたりで「ほんわかムード」になったのを覚えている。
やっぱ、ファミコンの生活浸透力って、すごかったんだなぁ、と再確認した次第である。昔を懐かしんでみたい方は、もう一度プレイしてみるとよいです。
|