《ゲーム会社への転職・・・》
やっぱり忙しいみたいです。特に、完成間近のときとか、驚異的なスケジュールだったりするらしいです。
もちろん、暇な時期とかもあるらしいんですけど、平均すると他の仕事より労働時間は長いみたいですね。
ふむ。そこはそんなにイメージとは違ってないですね。
あと、私なんかが小さい頃に考えてたのは、「ゲームプログラマー」になりさえすれば、
比較的自分の好きなようにゲームが作れるんじゃないかってことです。
あぁ、それは思ってましたねぇ。小学生の頃とか、
「俺がゲームプログラマーだったら、ここはこうやって・・・」とか夢見てましたもんねぇ。
でも、実際は違うんですよね。まぁ、当然だけど。
はい。「映画監督みたいな指揮する人がいて、スケジュール管理する人がいて、
色んな会議があったりして・・・」とまぁ、大人になってしまえば当然なんですけど、
そういう会社的な部分も必ずあるんです。
ですよね。大人になった今となっては合点がいきます。
でも、多分、就職活動前の大学生とかだったりすると、
「ゲームプログラマー」=「比較的自分一人でいろんなことがやれる」
って思ってる人もたくさんいると思うんですよね。
うん。いそうですね。
「任天堂に入りさえすれば、俺もマリオみたいになれる」って思ってる人もいると思うんですよ。
それはいないでしょうね。キノコとか食べないし。
んで、私、ちょっとゲームプログラマーの知人と話したんですけど、
「一番つらい時ってどんな時?」って聞いたんですけど、何て答えたと思います?
うーん。忙しいときですかねぇ。眠いときとか。
違うんです。髪が抜ける時らしいんです。
え? 何か、それちょっと聞いたことありますね。パソコンやりすぎると髪が抜けるって。
えぇ。そうです。さらに、これはゲームプログラマー特有の症状らしいんですが、
深夜0時を超えて5時間以上連続でプログラミングを行うと、
髪が抜ける速度が10倍以上になることが医学会でも証明されたらしいんです。
え? マジですか。それ、超ヤバイじゃないですか!
そうなんです。もう、任天堂とかコナミとか、9割のプログラマーは「かつら」だそうです。
・・・・・嘘でしょ、それ。
すいません、つまらない嘘で。そんな事実は一切ありません。
で、一番ツライ時は何ておっしゃったんですか。
「やりたいことがあるのに時間の余裕がなくて試せないとき」って言ってました。
どういうことかというと、例えば、「ここをこうしたら、もっとうまくいくかもしれない」って部分があるんだけれども、
それを試すには時間がかかる。でも、スケジュールの締切はそこまで来ている。
だから、しょうがないけど、今の方法でしかプログラムを組めない、みたいなことがあるらしいんです。
なるほど、「もっと良い作品に仕上げたいと言う気持ち」と「現実問題の締切」とのせめぎあい
みたいな感じですね。好きなんですね。根っからゲームが。
そうなんですよ。やっぱり、ゲームが大好きなんですよ。だから、できるんでしょうね。つらくっても。
しかも、自分が作ったソフトとかがCMとかで流れてたりするとたまらなく興奮するって言ってました。
でしょうね。ドラクエとか作ってる人とか、完成したときとか、ものすごい充実感がありそうですもんね。
考えるだけで、涙が出そうです。
はい。そいつの目があまりにもキラキラ輝いてるもんだから、悔しくなって「魔界村対決」しちゃいました。
まぁ、私が勝ちましたけどね。圧勝で。
・・・何なんだ、興奮に水を差すようなその対決・・・
ということで、ネコさんも考えてみてくださいね。ゲーム会社への転職。
唐突だなぁ。でも、ゲームを作ってる会社ってちょっと訪問してみたいですね、ホントに。
転職するかどうかは別としても。
それでは、今日はここまで。みなさんもゲーム会社の実態を調べてみると面白いかもしれませんよ。
|