《コントローラー界の異端児》
みなさんジョイボールって覚えてますか。あの黄色い丸いヤツです。
ファミコン史上、最もコントローラーらしくないコントローラーです(体感)。
何を隠そう、僕はジョイボールが大好きでした。RPGでも容赦なく、ジョイボールでクリアしてました。
でも、ジョイボールは、どちらかというと「使えないコントローラーの」烙印を押されることが多かったようです。
通常のコントローラーとあまりにも使い勝手が違ったからでしょうか。
しかし、あまり知られてはいないのですが、
ジョイボールには他のコントローラーにはないとても良い点があったのです。
良い点1 コントローラーが固まらない。
通常のコントローラーを長い間使っていると、コントローラーの一部分が反応しなくなったりすることは、
ファミっ子であれば、一度は経験したことがあるはずです。
統計的に見ると、「十字キーの下」が固まっている人が一番多いようでした。
しかし、ジョイボールなら大丈夫。滅多なことでは固まりません。
というか・・・
良い点2 力を入れなくても反応する
・・・というか、ジョイボールは非常に感度がよく、通常のコントローラーほど力を入れなくてよいのです。
これは意外にもRPGで威力を発揮し、長い間コントローラーを使用しても、
指が疲れることはほとんどありません。
私の体感では、約3分の1ほどの力で反応してくれたような気がします。ナイスです。
でも、そんなジョイボールにも悪い点もあります。
悪い点1 他の友達が誰も持っていない
何となく変なヤツみたいな目で見られました。何でわざわざそれでやってるの? みたいな感じです。
ジョイボールの素晴らしさを何度説明しても納得してくれないのです。
しかも・・・
悪い点2 何となく形がいやらしい
・・・しかも、何となく「エロっぽい」とか言う人がいるのです。
形が丸いからでしょうか。子供達に何かを連想させてしまうのでしょうか・・・
このおかげで、僕は少しの間「ちょっとエロっぽい」的な扱いを受けることになり、
その後、友人が来たときにはジョイボールを押入れに隠すようにしました。
何となく負けた気分です。
あぁ、ジョイボール。
今でも実家の押入れの奥に眠っているはずです。
久しぶりに触ってみたくなってきました・・・やっぱり、ちょっとエッチですかね。
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