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■ MOTHER


《言いたくないがすごく感動した》


簡単に言うと名作です!!!

まぁ、MOTHERを好評するなんて、ちょっとベタなんですけど、
やはりこれは名作と言わざるを得ませんな。

この冷徹非道(でも平和主義者)な僕が、もっとも涙を流しそうになったソフトである。
ファミコンで感動するなんて、なかなかないよ、うむ。

はじめにシステムをざっと説明すると、戦闘システムはドラクエタイプの
ロールプレイングゲーム(RPG)である。

ただ、通常のRPGと違って、キャラクターの装備品に現実的な物が使われている。
たとえば、
「剣」の代わりが「バット」だったりする。

こういうのって、ちょっとしたことなんだけど、
知らないうちに感情移入したりしちゃってる。
バットを振ってる自分を重ね合わせちゃったりするわけだ。
だって、剣を持ってる自分って非日常だけど、バットだったら分かりやすいもんね。

敵もまた現実世界にいそうな奴ばっかりで、(まぁ、一部を除いて)
普通のおじちゃんだったり、ヤンキーだったりする。
(まぁ、現実的な敵キャラをバットで殴るっていうのも、あれだけど)

何というか、「ゲームをやらされてる」って感じより、
「知らないうちにゲームの世界に入り込んじゃってた。てへっ」って感じである。

任天堂、さすがである!!! あっぱれである!!!

さらに、ゲーム中の通貨も「ゴールド」とか「ギル」とかじゃなくて、普通のお金(ドル)ぽくって、また良し。
んで、武器やアクセサリーを買う場所も、
普通のデパート(まぁ、ちょっぴりアメリカチックだけど)なので、さらに感情の移入が増す。

で、プレイし始めて、3日も経つと、いつのまにか帽子かぶって、リュック背負って、バット持って、
世界の謎に立ち向かっている僕が完成していたのである。
んー、ハート泥棒 糸井重里!!!

そんでね、さらにその世界観がもう素晴らしくって、まぁ、グラフィックも牧歌的? で
魅力なんだけれど、やっぱ僕としては、そのストーリーに引き込まれちゃうのである。

詳しくは述べないが、簡単に言うと、
「少年時代の冒険心を、ゆっさゆっさと突き動かす」といった感じである。

僕的には、ハリー・ポッターの軽く100倍以上は、純粋なドキドキ感を、味わえたと思う。

んで、次はサウンド。これマジで泣けるっす。
ドラクエの「すぎやまこういち」さんも、CDたくさん持ってるくらい好きだけど、
「MOTHER」の曲、それ
越しちゃってるだろうなぁ・・・
よく、ファミコンの音源で、あそこまで感動させたよなぁ。ホントに尊敬しちゃうよ。

特に、ラスト近辺で使われてる音なんて、しびれたね、しびれまくったね。うん。
サウンドでは、ファミコン全部のソフトで一番だと思うな。

CMも良かったよ。ホント大好きだった。あーあ、何だか褒め疲れしちゃった。慣れないことするもんじゃないな。

なので、突然だけど、終わり。

※ ちょっとネタバレになるけど、ラストの
「うたう」ってコマンド出てきたとき、本当に涙出ました。


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