さて、ドラゴンクエストの第一作である。
「ファミコンの容量でRPGは無理だろ」という巷の心配もよそに大ヒットしたモンスターソフトである。
このソフトがどれだけ後のRPG界に影響を及ぼしたかは、みんな知ってると思うのでもう書かない。
戦闘は1対1。つまりタイマンである。
戦闘システムの自由度も今と比べるとかなり狭い。
「こうげき」と「ギラ」、たまに「ラリホー」という感じである。
んで、体力が減ったら「ホイミ」と。
「とくぎ」や「テンション」、「仲間モンスター」などが活躍する昨今のソフトと比べると格段にシンプルである。
それでも! RPGというものをはじめてやった僕なんかにとっては、
「何だよ、このゲーム。かっちょいい! 文字だぜ。文字。これからは文字の時代だぜ!」
と、意味の分からない言葉を発しながら、はしゃでいたのを覚えています。
さて、僕がこのソフトについて思い出すとき、必ず頭に浮かぶのが「フィールドを歩いているときのBGM」です。
この曲、ものすごーく、物悲しいんです。小学生にとっては。
どのくらい物悲しいかと言うと、
「スーパーマリオの1−2のBGMの30倍は物悲しい」です。
すごいでしょ。
もう、この曲が頭にこびりついちゃって、
授業中とか寝る前とか何度も何度もリフレインするもんだから随分と悩まされました。
その後、僕はドラクエシリーズのCDを買うことになるんですが、
一番聞いたのが意外にもこの「フィールドを歩いているときのBGM」でした。
もう、今となっては最高にいい曲です。
「ラーミア」の曲とこの曲の2曲をリピートモードにしたまま、よく勉強したりしてました。
そして、すぐ勉強に飽きてこっそりファミコンを再開してました。
他にも「MOTHER」シリーズのBGMも最高にイカしてるので、是非聞いてみてください!
ファミコン時代のゲームって、ホントに耳に残るBGMとか耳に残る効果音とか多かったです。
また、やりたくなってきたなぁ。
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