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■ スターソルジャー(ハドソン)


《目指せ16連射!》


シューティングゲームは好きである。でも、連射機能付きコントローラーは嫌いである。

何か卑怯っぽくて。

ということで、頑張って、親指の腹で連打することになるのだが、それじゃあ、なかなか厳しかったりする。

このスターソルジャーは、縦スクロールの、生粋のシューティングゲームで、全国キャラバンとかいうものが開催された。まぁ、つまり全国大会みたいなものである。

ということで、僕も是非参加しようと思ったのだが、この
連射が苦手なのである。

連射しないと、高得点が取れないポイントがあるのだが、頑張って連射すれば、僕の力でもできないことはない。

だが、あまりにも
連射に集中していると、他がおろそかになってしまい、敵の弾に当たったりするのだ。

これが、本当にもどかしかった。

脳ミソの片っぽでは連射のことを考え、もう片っぽでは敵の弾を避けることを考え・・・と、単純バカボンな僕の思考回路を大いに悩ませたのである。

それでも、大会のためと思って、何度も何度も練習した。


そして、失敗するたびに、床に向かって、コントローラーを投げつけていたような気がする。

そんな僕の様子を見ていた父親がよく、
「その情熱を勉強に向けろよ」と、つまらなそうにつぶやいていたが、今、考えると、

全くその通りである!

だが、ちびっ子達にとっては、
総理大臣より高橋名人の方が偉かったし、有名進学校に入学することよりファミコン大会の方が大事だった。そんな時代だった。

「10円あったらチロルチョコ」だし、しょうがないことなのだ。

んで、相当な練習を積んだにもかかわらず、参加申し込みをするのを忘れていて、結局、参加さえできなかった。何というか、人生そんなもんである。

大会に出た方、その当時の会場の雰囲気なんか教えてもらえると嬉しいです。

※ 本当は大会に出た方が、いろいろオモシロネタを入手できたんだろうけどなぁ・・・

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