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      《右なの? 左なの? もう、何がなにやら・・・》 
       
      さて、アストロロボ・ササである。知ってる人どれくらいいるかなぁ。隠れた名作である! (批判はお受けしておりません) 
       
      それと同時に、歯痒さ満点のソフトである。きっと、「パックランド」のコントロールを軽く凌駕してしまう歯痒さである。 
       
      まず、このタイトルである。「アストロロボ・ササ」というわけなのだが、僕は発音する際、ずーっと、 
       
      「アスト・ロロボ・ササ」と切っていた。 
       
      だから、全くタイトルの意味が分からなかった。 
       
      「ジオン軍の新しいモビルスーツかな」と本気で思っていた。 
       
      信じられないことかもしれないが、「アストロ・ロボ・ササ」という意味だと知ったのは、このレビューを書くに当たってである。発売から既に20年も経過している。 
       
      この事実には、「カミーユの親がティターンズに殺された」時と同じくらいの衝撃を覚えた。 
       
      おもむろに籐椅子から立ち上がり、ゆっくりとした歩調で窓際に近づき、眼下の海を眺めながら、 
       
      
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