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■ オバケのQ太郎(バンダイ 1985〜) その2


《大人たちの苦悩》


いやー、このソフトそこまで面白くないんだけど、なぜか燃えちゃいました。
友人宅で、「とんがりコーン」を食べながら、やっていたのを今でも鮮明に覚えています。

難易度は高いです。

どうして同じく難易度の高い「トランスフォーマー」は駄目で、「オバケのQ太郎」はいいかというと、僕的には、
グラフィックかなぁと思ったりする。

Qちゃんのグラフィックは、
「ほのぼの系」だけど、トランスフォーマーのグラフィックは、「殺伐系」なので。
もしくは、
「必殺仕事人系」なので。やっぱり駄目です。

ああ、思い出したくもない!(おすぎ風)

さて、ここで突然友人の父親を紹介したいのだが、そのお父さんはすっごく
「グリーンスタンプ」を集めるのが好きな人だった。

知っている人も多数いると思うのだが、「グリーンスタンプ」をたくさん集めると、ファミコンソフトやディスクシステムと交換することが出来た。(今では、ゲームボーイとかになっているとか)

しかし、子ども達がそこに到達するには、相当の努力が必要だった。というか、ほぼ無理に近かった。

だって、スタンプ帳50冊くらい集めないといけないんだもん。1冊当たり、軽く5万円以上の買い物が必要だから(たぶん)、50冊って相当なものである。

よく、母親にがっついてビンタされてたなぁ・・・(ホントよく、叩かれてたよなぁ。あれ、絶対今だったら虐待だよ)

しかし、その父親ったら、どういうことなのか、スタンプ帳を200冊以上持っていた。ものすごい収集力である。いわば、「もののふ」である。
僕らは彼のことを、
「スタンプおじさん」と呼んでいた。(今考えると、結構失礼だなぁ)

んで、彼ったら、子どもの誕生日に、
スタンプ帳をふんだんに利用して、「ファミコン」と「オバケのQ太郎」を購入してきたのだ。

してきたのだ・・・・
してきたのだ・・・・いや、ただそれだけ。

別にオチも何にもないんだけどね。

ただ、スタンプおじさんが、スーパーの隅に落ちていた
「グリーンスタンプ」を必死になって、手を伸ばして拾っていたのを思い出したからさ。

そういう、大人の地道な努力の裏で、僕らが楽しくファミコンをすることができてたんだなって、
そんな・・・
そんな・・・
そんな・・・
いや、別に、オチも何にもないんだけどね。

ナイス・ガイ!

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