《その向こうにあったもの・・・》 ステージ12:70年終了。 もはや、眠いというレベルではない。時間の感覚はもはやない。 「今度、生まれ変わるときは、絶対ニュータイプになるんだ」 とか、 「吉野家の牛鮭はコストパフォーマンス最高だよな」 とか、 「タモさんの自宅に呼ばれたら、何作ってもらおうかなぁ」 とか、何の脈略もない話が、走馬燈のように脳を駆けめぐってきた。 いよいよ、限界が近い。 終章:75年終了間際。 長渕剛を子守歌に4人全員就寝。僕たちは負けた・・・
エピローグ・・・ 次の日、15時間くらい眠った後、僕たち4人は外に出た。 昨日の大雪のせいで、外は一面雪景色。僕たちは降り積もった雪に4人でダイブして、人型を作った後、 「もう、二度とこんなことやめような」 と4人で誓った。 「でも、結構楽しかったよな」 と、A君が言うので、 「そうでもないよ」 と僕は言った。