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■ 桃太郎電鉄(ハドソン) その7


《その向こうにあったもの・・・》


ステージ12:70年終了。

もはや、眠いというレベルではない。時間の感覚はもはやない。

「今度、生まれ変わるときは、絶対ニュータイプになるんだ」

とか、

「吉野家の牛鮭はコストパフォーマンス最高だよな」

とか、

「タモさんの自宅に呼ばれたら、何作ってもらおうかなぁ」

とか、何の脈略もない話が、走馬燈のように脳を駆けめぐってきた。

いよいよ、限界が近い。


終章:75年終了間際。

長渕剛を子守歌に4人全員就寝。僕たちは負けた・・・


エピローグ・・・

次の日、15時間くらい眠った後、僕たち4人は外に出た。
昨日の大雪のせいで、外は一面雪景色。僕たちは降り積もった雪に4人でダイブして、人型を作った後、

「もう、二度とこんなことやめような」

と4人で誓った。

「でも、結構楽しかったよな」

と、A君が言うので、

「そうでもないよ」

と僕は言った。

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