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■ 仁義なき戦い VS母親 その2


《さぁ、落ち着くんだ。君ならできる・・・》


ステージ1:「ガチャッ」と、母親が玄関のドアノブを回す音が聞こえる。

(動き)
平常心を保つと同時に、自分に自信を持つ。自分の一番輝いていた頃の思い出を思い出す。
次に、ゆっくりと、まず、
テレビを消す!(1.5秒経過)

ステージ2:母親が玄関で靴を脱ぎ始める。

(動き)
リビングと子供部屋をつなぐドアをきっちり閉めた後、
テレビを消した後の静電気及び「パチパチ」という音を、手のひらでぬぐって無理矢理消滅させる。
その際、ちょっとした痛みを感じるが、
やせ我慢する。
その後、ACアダプタをコンセントから抜き取る。まだ、アイスノンは使わないこと!(4秒経過)

ステージ3:母親が靴を脱ぎ終わり、家に上がってくる

(動き)
「あれ〜、今、気付いたよ。帰ってたの〜?」みたいな感じで、「おかえりなさ〜い」
と言いながら、カセットを静かに抜き取ると同時に、ACアダプタとファミコンの接続部分を抜き取ると同時に、
ポケットに入れながら、
母親が台所の方にいくことを祈る!(7.5秒経過)

ステージ4:運悪く、母親が直接子ども部屋に向かってくる

(動き)
忍び足で勉強机に移動し、椅子に座り、息を整える。
きちんと、今日の宿題のページを開いているかどうかを再確認しながら、
用意していたアイスノンで、ACアダプタを包み、いっきに冷やす。


ステージ5:母親が子ども部屋に侵入してくる。

(動き)
右手で鉛筆を持ったまま、左手でほおづえをつき、「この問題、難しいなぁ」みたいな表情をしながら、
「やればできる、何でもできる」と心の中でつぶやく。

「お母さん、早かったんだね」

と、
決して白々しくないように、それでいて大して興味もなさそうに、捨てセリフを吐く。(12秒経過)

ステージ6:母親が「何かおかしいぞ」と気付く

(動き)
決して、慌てないように、「何、キョロキョロしてるの?」と、
今、生まれたばかりの子猫のような純粋な瞳で、母親に問いかける。(14秒経過)

ステージ7:結局、ばれる

(動き)
「頼むから、お父さんには言わないでくれ」と、土下座して哀願する。(18秒経過)

ステージ8:「お父さんに言いつけるからね!」と宣告される

(動き)
決して、諦めてはいけない。
「発明は、99%の努力と、1%のひらめき」というエジソン先生の偉大な言葉を思い出し、

「それは今、関係ないだろ!」と場違いな突っ込みを入れる。

恥とかプライドとか、すべて切り捨て、最後にもう一回だけ、「許してください」と頼んでみる。(23秒経過)

ステージ9:結局、無駄

(動き)
「どうせ、怒られるんなら」と開き直り、ファミコンを再開する。
というより、ファミコンをやることによって、
これからやってくるであろう物凄い恐怖から逃げだそうとするが、
無駄に終わる。(涙)(3600秒経過)

ステージ10:父親から殴られる


意識がなくなる・・・


とまぁ、軽くこんなところだね(涙腺)

まぁ、今回は、これくらいにしておいてやるか。母親とのバトルは、まだまだ続く・・・

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