《僕と彼らをつないだその小さな機械・・・》
そこで、おもむろにチビッ子の前に立ちはだかり、コントローラーを要求する、
男マリオこと、俺。
「ちょっとかしてみ。兄ちゃんが、裏技見せちゃる」
そうやって、かたことの英語で言うと、どうやら、ちびっ子達、英語もよく分っていないようなのだが、
「うらわざ」というところだけが、なんとなくニュアンスが分ったようで、
「ウラワザ・ウラワザ」
と、仲間同士ではしゃぎだした。何とも言えない共有感がそこにはあった。
「マリオは世界をつないでるよ・・・」
やはり、おそるべし任天堂!!!
さあ、いくぜ。マイマリオ。スーパーマリオの裏技といったらアレだろ。やっぱ・・・
無限増殖だろ!!!
ということで、常時Bダッシュで、さくさくっと3−1までステージを進ませる。
その華麗なプレイに食い入るように見入っているちびっ子達。何だか目がキラキラしている。
|