| 
  
      《リアルに蹴るか。ゲームで蹴るか》 
       
      「サッカー」 
       
      何ともシンプルなタイトルである。「○年度版」も「スーパー」も「ハイパー」も「ワールドカップ」も、余計な修飾語は一切ついていない。 
       
      それが、「サッカー」である。ちなみに、カセットの色は緑色である。 
       
      これは燃えた。激しく燃えた。燃えすぎて、友達の家のせんべいが入っているお盆を、何度ひっくり返したか分からない。 
       
      まぁ、コンピューター戦はおいといて、とにかく、対戦である。 
       
      ルールは簡単だ。サッカーのルールである。足で蹴るあれである。しかし、若干システムは違う。 
       
      1チーム11人制じゃないのだ。多分、キーパーを含めて6人くらいだったと思う。どっちかというと、フットサルに近い。でも、コートは結構広かったりする。 
       
      また、基本動作もパスとシュートしかない。あとは、ひたすらドリブルである。 
       
      派手なタックルを、一発かましたくても、それもできない。普通に走っていって、ボールが離れた瞬間を横取りするだけである。だから、ファールもない。(ん? あったか?)非常にクリーンである。ミノフスキー粒子なんて、これっぽっちもない。 
       
      
  |