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■ スペランカー(アイレム 1986〜) その2


《デジタルチルドレンへ贈る》


身長の10倍ジャンプってどないやねん!!!(目をつぶって、自分を重ね合わせてみよう! ほうら、怖いだろ。いろんな景色見えるだろ・・・)

もちろん、マリオは着地しても死なない。20階建ての建物から飛び降りようともへっちゃらです。足を捻挫することもないし、くじいてしまうことなんてあるもんか! ましてや、一定時間動けないなんてことも皆無。

屁の突っ張りはいらんですよ!(キン肉スグル)

って感じ。

人間離れしているというより、

ずばり人間ではありません!!!

何か可愛らしいメルヘンチックな色調に騙されちゃいそうだが、
マリオはやっぱり人間じゃないのです!!!

そういう視点で見ると、スペランカーの主人公なんて、すごく
人間的で、いとおしい。

そういう意味でも、スペランカーというソフトは、虚構と現実の区別がつかなくなっている子ども達に、是非ともプレイさせるべき、教科書的なソフトなのである。

「いいかい、人間なんて、こんなにもろくて、かよわい生き物なんだよ・・・」って、

きっと、ゴンドラから足をすべらせ5ミリ落下しただけで、死んじゃうのは、その先にある内蔵破裂による死亡という凄惨な現場を、わが日本の未来を担う子どもたちに見せたくなかったからなのだ。

開発陣のあたたかい心の表れだったのだ。

だって彼は人間だから・・・ 僕らと一緒の人間だから・・・ マリオみたいな超人じゃないんだ・・・


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