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■ スペランカー(アイレム 1986〜) その3


《学校では教えてくれないこと》


蒸気に当たって死ぬのだって、すごい毒素を持った蒸気だったら、僕ら死んじゃうだろ。

コウモリの糞だって、あの鬱蒼とした洞窟の中で、変な化学変化しちゃって、猛毒になっちゃってるかもしれないじゃないか。そんなの耐えられないよ。人間なら。

ジャンプ力が小さい? そんなこと
魔界村の主人公に言えよ!!! 俺と、どっこいどっこいだよ!

意味のないスピードアップアイテム? 違うだろ。あれはスピードアップのためのアイテムじゃないだろ。上級者が1面からでも楽しめるようにという、あの当時では考えられない斬新なシステムなんだよ!!!

幽霊を空気銃で撃って死ぬかって? 
んもう、ばか! あれは、幽霊じゃないだろ! 主人公の頭の中にある幼少時代のトラウマだろうが。そこに触れるなよ! 主人公だって、必死で忘れようとしてるんだ。空気銃に見えるあの機械だって、本当は注射器なんだぞ。
「幻影消えろ、幻影消えろって」
自分の体けずってアドベンチャーしてるんだぞ。

何と人間らしい。何といとおしい。

あの当時にして、平成の世の中を予見し、警笛を鳴らしてたなんて、まさしく、ゲームの形を借りた優れた教育書じゃないか・・・

ふぅ、ちょっと熱くなっちゃたな。反省、反省っと。まぁ、簡単に言うと、すごくいいソフトだってこと。

じゃ、おしまい。

※ スペランカーに関する思い出は、たくさんあるので、いつかまた紹介したいなぁと思ってます。
   ちなみに私は、現役時代は死なずに4週出来ました。今は、必ず一度は1週目の2面で死んでしまいます。あの頃の集中力って・・・異常だったのかな・・・


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