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■ イーアルカンフー(コナミ 1985〜) その2


《鉄の男》


2週くらいクリアした頃だっただろうか、早速眠くなってきた。やっぱり、昼間サッカーしたからかなぁ・・・

4週目に入ると、うとうとしてきた。ああ、眠い・・・きっと、T君も眠いだろうなぁ・・・って、

目、ギンギンなんですけど!!!

今日のT君やる気だな。

ふと肩を揺すられて起きる僕。はっ、俺、寝てたのか?

「ごめん。寝てた。今、何週目?」

「8週目」

軽く「8週目」って何だよ! 8週目まで行ってるのにどうして、そんなに冷静沈着なんだよ!
 普通、もっとハイテンションだろ!

まぁ、とにかくすごいよ、T君。一体何がそこまで君を駆り立てるんだ。算数の時間になると、羽をもぎ取られたセミのようにしょんぼりしている君なのに!

で、また眠ってしまう僕。だって、眠いんだもん。子供の約束なんて・・・ZZZ

僕はとても安らかな眠りへと落ちていった・・・


ゆっくりと意識が覚醒してきた。やべ〜、かなり寝ちゃった様子。何時間くらい寝ちゃったかなぁ。あっ、そうだ。T君、何週までいったんだろう。あんなに約束したのに悪かったなぁ、僕だけ寝ちゃって。

さて・・・T君はと・・・

!!!!!

そこには恐るべき光景が広がっていた。

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