ホーム


■ 果たして人は『スペランカー』をめをつぶってクリアできるのか その2


《心眼!》


さて、家に帰ってきて、早速、「スペランカー」を初期ファミコンに装備。

とりあえず、お約束のようにゴンドラから落ちる僕。それを冷めた目で見てるA君。

「ねぇ、そんなの駄目だって」

「え?」

「目、開けてやってたら一緒じゃん」

「え? ・・・一緒って、何と?」

「これまでの俺たちと一緒じゃん!!!」

さっぱり訳の分からないまま、
汗臭くて得体の知れないハチマキを、目隠し代わりに装着される僕。

「違う世界、見ようぜ」

(いやだよ、そんなの・・・)

一体、その時、A君が何を目指していたのか、さっぱり見当もつかない。

ただ、妙なプレイが始まるんじゃないかと、僕のハートはブレイク寸前だった。

10分経過


まぁ、やる前から分かっていたが、目隠しなんかして、スペランカーをクリアできる訳がない。

というより、初めの鍵さえ取れない始末

しょうがないので、目隠ししていないもう一人が、ナビすることだけは許すことにした。

プレイ再開

「あっ、次、微妙に起伏があるから気をつけて」

「きゃー、幽霊来てる。幽霊来てるって!」

「だから、スピードアップは取っちゃ駄目だって!」

「爆弾置いたら、すぐ逃げないと! やる気あんのかよ!」

とか、好き放題言われてる僕。
しかし、A君、結構楽しそう。

こっちは、目の前真っ暗で爆発寸前だってのに!

                         1 2 3 次のページ                ホーム


Copyright (C)2006 無料 ゲームレビュー All Rights Reserved.