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■ ファンタジーゾーン(サン電子 1987〜) その2


《グラフィックに気をとられてると痛い目にあうぜ!》


ただし、
難易度は結構高い。特に、左右にスクロールを振った瞬間の敵の弾はかなり判別しにくく、幾度となく全滅するだろう。そこんとこを、しっかりフォローしてやって欲しい。

ローラ姫はか弱いのだから。(別のゲームになっちゃったよ)

まぁ、やったことがない方は、画面と世界観だけでも、楽しんでもらえると嬉しかったりするのである。なかなか、こんなシューティングゲームないよ。

さてさて、ここでちょっとなつかしい思い出話を。

このソフトはファミコンで登場する前に、アーケードでも大活躍していたのであるが、少年達のその熱狂ぶりはなかなかすごいものがあった。

ずいぶん後に訪れる「ストリートファイター2旋風」ほどではなかったが、このモンスターマシンも、少しずつ、だが着実に、

純粋な少年達のお小遣いを剥ぎ取っていったのである。

これは、そんな僕の、もの悲しいストーリーである・・・

当時、僕がよく通っていたゲームセンターは、1ゲーム20円でプレイすることが出来た。でも、新しく入ったばかりの筐体は1ゲーム50円だった。

小学生の50円は重い。
冒険の序盤に「くさりからびら」を購入するよりも遙かに重い。

だから、僕は新しく入荷される50円ゲームを尻目に、こそこそと古いゲームを20円ずつ投入してプレイしていたものである。

ある日、僕の行きつけのゲームセンターにも、
「ファンタジーゾーン」が入荷された。瞬時に、子どもたちはみんなそのメルヘンチックな世界へと飲み込まれていってしまった。

それはまるで、魔法をかけられているかのようだった。

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