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■ ファンタジーゾーン(サン電子 1987〜) その4


《勇者になりたいのなら、前へ!》


しばらく待ってみたが誰も席に着こうとしない。どうやら、あまりにもギャラリーが多すぎて、みんな萎縮してしまっているようだ。

そこで、僕にある危険な考えが浮かんだ。

「ここで、ナイスプレイを見せれば、俺ってヒーローなんじゃない?」

いや、駄目だよ。これは、24色クレヨンを買うためのお金なんだ。500円ぴったりなんだぜ。僕の目の前では、カラフルなデモ画面をきらびやかに光らせながら、「ファンタジーゾーン」が僕を誘っている。

1回だけ・・・50円だけやってみようか・・・(悪玉菌)

駄目だよ! 手持ち450円になっちゃうじゃん! 24色クレヨン買えなくなっちゃうじゃん!(善玉菌)

でも、「ファンタジーゾーン」が僕を待ってるんだ・・・僕だけのために待ってくれているんだよ・・・(中毒菌)

僕は催眠術にかかったかのように、500円札(なつかしいなぁ・・・)を50円玉に両替した。その足取りは、

ボミオスとメダパニを同時にかけられたパペットマンみたいだった。

僕は50円玉をぎゅっと握り締めた。


おもむろに足をのばし、筐体の前の椅子に座る僕こと俺。周りのみんなが僕に注目しているのが分かる。見なくとも感覚で分かる。
奴らの呼吸で分かるんだ。なぜなら、俺は今、ニュータイプだから。

「今度の奴はどんなプレイをするんだ?」「どうせこいつもすぐ返り討ちにあうさ」


少年たちの目がそう言っている。そうさ、ここは闘いの場。
チキンな坊やは家に帰って、ママのおっぱおでも吸っておきな。

「さぁ、行こうぜ。シャアが待ってる(大謎)」

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