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■ アイスクライマー(任天堂 1985〜) その4


《アイスクライマー in the girls》


そこで主催者であるSさんから対戦ソフトが発表された。そのソフトとは・・・

ファミスタ!!!

ほほう、そう来ましたか。いやはや、私にファミスタで勝とうなどと、何をのたまっているのかな?
(この頃の僕はファミスタにはかなり自信を持っていた。
高橋名人にも8割方勝てるだろうとさえ思っていた。メーカー違うけど!

ちらりとK君の方を見ると、
何やら不敵な笑み!!!

何だよ、K君、うまいの? ファミスタやりこんでるのかよ?

※余談だが、ここでK君についてちょっと説明しよう。クラスの中でのK君の位置とは・・・まず、頭が一番いい。運動神経は、クラスで4番目くらいにいい。話が面白い。そして何より、

顔がかっこいい!!!

つまり、女性からは人気者である。

ちなみに僕は、特に顔の点でK君に大きく溝を開けられていたものの、まぁ、他はどっこいどっこいかなってところ。嘘です。コールドゲームです。トリプルスコアくらいです。

むむー、負けられん。K君には負けられん。Sさんにも好かれたいし、他の女の子たちも渡せない。

いや、この稀にみる
「ときメモ状態」は絶対に渡さない!

じっちゃんの名にかけて!!! (いや、別に普通のおじいちゃんですけどね、はい)

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