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■ ゼルダの伝説 その2

《ディスクシステムをめぐる悲しい出来事・・・》

まぁ、リンク(主人公)も、すっごく小さかったし。
それも加わって、世界が壮大に見えたね、うむ。

やったことがない人は、是非、やるべきである。できれば、初代ディスクシステムで。
そこには、今でも色あせない感動があるはずである(結構、本気)

と、一通り誉めあげたところで、ディスクシステムの悲しい思い出を少々・・・。

当時、小学生もしくは、中学生くらいだった方なら分かると思うのだが、
ディスクシステムというのは、子ども達にとって、なかなか高価な買い物だった。

今みたいな子供の娯楽に金をかける時代ではなかったし、
そもそもファミコンに関して、否定的な考えを持つ親が今より多かったような気がする。
今なんて、プレステとかゲームボーイとか標準装備だもんなぁ・・・

まぁ、ともかく話を戻そう。
その当時、ファミコン自体が、ようやく5割ほどの家庭に普及したかなぁ、
と思う頃、ディスクシステムが発売された。

僕はクラスのゲーム王B君の家で、初めて「ゼルダの伝説」をプレイし、
すぐにその魅力に毒されてしまい、ディスクシステム購入をかけて、
互いの命を削りあいながら親と渡り合った。

もちろん、結果はNOだった。後に残ったのは、父親にビンタされた赤い両頬だけである。

しかし、大人になった今考えてみると、あの父親の行動は、
やはり間違っていなかったのではないかと思われる。

好きなものを、好きなだけ買ってもらっていたら、僕はきっともうちょっと嫌な人間になっていただろう。
(まぁ、憶測なんだけどね)僕はそういう可能性を十分に持った少年だったような気がする。

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