《前哨戦・・・》

第１戦
　僕　ＶＳ　ジャイアンのとりまき１人　（いわゆるスネ夫的なやつ）

僕がフーズフーズ、あっちはナムコスターズというチーム選択。ナムコスターズだと？　なめくさりやがって！！！　一番弱いって本に書いてあったぞ！！！

結果：７対２　僕の勝ち

まぁ、当然の勝利ってところ。盗塁しまくり、牽制しまくりで危ういところなく勝利。

試合終了後、ジャイアンを見ると・・・

わ！　めっちゃ怒ってる！！！

おいおい、大丈夫かよ、スネ夫。後からジャイアンに殺されたりしないだろうな。しかし、もうちょっと、接戦にしてあげれば良かった・・・

第２戦
　 スポーツマンのＩ君　ＶＳ　ジャイアンのとりまき２人目　（スネ夫と言うよりはパーマン４号）

僕の親友Ｉ君はスポーツマンである。特に、サッカーがうまい。加えて顔もかっこいい。クラスの女の子からも１番の人気者である。そういう男の子が、大体そうであるように、Ｉ君は、ファミコンが下手だ。

だから、今回もあっけなく負けた。しかも、１２対０で負けた。

「ごめん、負けちゃったよ」と、さわやかに笑ったＩ君。

それは、とても素敵な笑顔だった。ヨン様が小さい頃、こんな風に笑ったんだろうなぁって感じ。

まぁ、しょうがないか。そう思わせる笑顔。Ｉ君のおかげで、一瞬、ジャイアン宅に平穏の時が流れた。サンキューＩ君。君は平和を愛するとてもよい少年だ。ずっと友達でいような。