《信念。それは時として仇・・・》
「お前、盗塁禁止な。それと、牽制も駄目。バントも駄目。んー、あとホームランも駄目!!!」
うわ〜、ジャイアン滅茶苦茶言い始めたよ。
ホームランが駄目って何だよ。そんなの打ってみなきゃわかんねぇじゃねえか!
迂闊にホームラン打ったらどうなるんだよ。
また、リセット? それとも鉄拳? ぐえー、俺だったらどっちも嫌だー。
っていうか、普通にファミスタしてぇ・・・・・
その後、B君は4,5回殴られました。一度は思いっきり前蹴りされました。
でも、B君は一度も手を抜きませんでした。数々のハンデを背負いながら、前をじっとみつめて、全力でプレイしていました。
そんなB君は、やっぱり光ってました。ちょっとB君を見直した一日でした。
僕とスポーツマンのI君は、帰り道でちょっとだけ話しをしました。
「俺たちB君を助けられなかったな」って。「B君にひどいことしたな」って・・・
「でも、しょうがないよな」って・・・
|