《発端は自慢大会・・・》
今回は無数のファミコントラブルの中から一つ。
超人気ソフトドラゴンクエスト3の「冒険の書」についてである。
題して! 「消えた冒険の書」である。
何か、「消えた後継者」っぽくてかっこいいでしょ。うふ。
でも、話の内容としては、超シリアスモードなので、油断は禁物である。
・・・ある日、僕たちはクラスメート数人でY君の家に集まり、「ドラクエ3発表会」なるものをやっていた。
各々の「冒険の書」を持ち寄って、
「どんなポリシーを持ってキャラクターを成長させているか」とか、
「どれだけ強いパーティーか」などを見せびらかす、まぁ、簡単に言うと、
自慢大会である!
その中で、もっとも賞賛を浴びたのが家主であるY君だった。
Y君は、本当にレベル上げが大好きな男で、
パーティ4人は、すべてレベル99。
しかも、そのうち3人が全部の魔法を習得済みという状態である。
これは、次の日、クラスでも話題となり、隣のクラスにも飛び火したくらいであった。
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