《第2の事件・・・》
次の朝、Y君の家の郵便受けに、消えたはずのドラクエ3が入っていたというのだ。
一瞬、それですべてが円満に片づくのかと思われた。
しかし、事件は終わらなかった・・・
肝心の「冒険の書」が消されていたのである!!!
しかも、その代わりに新しい冒険の書まで作られていたのだという。
その勇者の名前は
「あほろ」
好奇心旺盛な子ども達が、この話題に食いつかないわけがなかった。
みんなは、また犯人捜しを始めた。
でも、僕は、そのみんなの輪には入らずに、冷静に一人で分析をすすめていた。
そして、僕は3人だった犯人の輪を、2人に絞ることが出来ていた。
なぜか?
僕が考える容疑者3人のうち、1人はY君の弟の友達の中にいたのだが、僕はその可能性を消したのだ。
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